医療系 第9回 「臨床工学技士学生時代②」
・後期
臨床工学技士1年制の後期について紹介します。
後期になると就活と平行して国家試験対策が始まります。
国家試験対策は主要6科目を重点的に行うことをおススメします。
①医療機器安全管理学
医療機器に係る安全管理についての科目です。
漏れ電流や病院電気設備、医療ガス、電磁環境、システム安全などがあります。
②生体計測装置学
検査や計測装置に係る科目です。
生体計測基礎やバイタル計測機器、エコー、X線装置、MRI、PETなどです。
③医療治療機器学
治療に係る科目です。
電磁気治療器やレーザー治療器、内視鏡、超音波装置、熱治療器などです。
④血液浄化治療
血液浄化療法に係る科目です。
HD、HDF、アフェレーシス、透析液、医療材料、透析合併症などです。
⑤人工呼吸器療法
人工呼吸器に係る科目です。
人工呼吸器の構造、各モード、酸素濃縮器、酸素治療機器の種類などです。
⑥人工心肺
人工心肺に係る科目です。
人工心肺の構造、操作中の注意事項、ECMO、IABP、VADなどです。
以上の主要6科目は問題数が多いため、得点に繋がりやすいです。
他にも電気電子や医療概論、物理などがありますが、問題数は少ないので、
勉強時間を費やすならば、間違いなく主要6科目をおススメします。
私は10月の全統模試で130点は採れていたので、10月以降はME1種の過去問を解くようにしていました。
国家試験合格を目指す場合は、
国家試験の直前模試で120点あれば、
よっぽど本番は大丈夫だと思います。