katsuyablack’s diary

看護師と臨床工学技士のダブルライセンス。医療に関する投稿をします。

政治 第1回 世界的企業の立場

 

この問題の根幹は、
男尊女卑社会日本を再認識させられたことに対して、
日本が世界にどうやって説明するのかということ。


森氏だけの問題ではなく、
日本と言う国の体質と対応について、
世界から注視されている。

 

 


https://newspicks.com/news/5607196?invoker=np_urlshare_uid3261272&utm_source=newspicks&utm_medium=urlshare&utm_campaign=np_urlshare

医療系 第14回   「転職活動」

人工呼吸器や透析療法などの分野で知識や技術をより学びたかったため、

総合病院への転職を希望し、リクルート活動を始めました。

 

リクルート情報は色々ありますが、

 

日本臨床工学学会 求人情報

民間リクルート コメディカルジョブ、臨床工学技士バンク

 

などがありますが、やはり臨床工学技士会を広く見ながら、リクルートサイトをカバーするのが良いかと思います。

 

 

臨床工学技士の求人は地域差がありますが、

勤務場所の縛りが無ければ、やりたい業務があるだけでなく、

通いやすく、寮があるところなどをカバーすることが必要です。

勤務場所を縛ると転職活動はかなり難しくなります。

 

 

医療系の転職活動では、中途採用がなかなかに難しいです。

年齢による不利が特にあります。

 

看護師

ME1種

呼吸療法認定士

ICLSインストラクター

厚生労働省指定 医療安全講習会受講

 

などの経歴があった私でも、20施設以上にエントリーしましたが、

 

採用通知が来たのは1施設だけでした。

 

大学病院や総合病院はほぼ蹴られました。

 

採用する施設側思考としては、在職者と比較してどの年齢の分布があり、

どの年齢層を獲得したいかによります。

 

エントリーでの年齢制限はできませんので、

エントリーできますが、必要の年齢ないと問答無用で蹴られます。

事務方からのNGが出ることも多いと聞きます。

 

3次試験まで行って蹴られるのは全くの時間の無駄でしたね。

 

 

私の転職においては、

 

「毎日が就活」

 

です。

入りたい施設があったら、再試験不可でなければ何回もチャレンジしても良いと考えます。

それまでに臨床経験や研究でキャリアを上げることで採用の可能性も上がります。

 

チャンス、チャレンジ、チェンジ

 

3Cで頑張って下さい。

医療系 第13回  臨床工学技士時代

国家試験に合格し、臨床工学技士として働き始めました。

 

当初の目標は

・できるだけ早く仕事を覚え、同年代(当時で7年目の代)に近づく

・ME1種に合格する。

の2点でした。

 

 

看護師としての臨床経験があるため、仕事に対しては現役あがりの新人に負けるわけにはいきません。

実際に勤務している時は、今までの解剖・生理の知識がとても役に立ちました。

 

 

実際に人工呼吸器や透析装置、ペースメーカプログラマなどの操作ができた時はとても嬉しかったのをよく覚えています。

心電図も入職当時は読めませんでしたが、臨床工学技士になって読めるようになりました。

やはりこういうことは臨床での経験に勝るものはないと思います。

また、ペースメーカは理解するまでに時間がかかりました。

 

 

看護師から臨床工学技士になっても、どの病棟で働いていたかで差が出るとは思います。

循環器、CCU、手術室、ICUで勤務されたことがある看護師なら、覚えるのは速いと思います。

看護師になったら、循環器関連は大変ですが、自分の身になることが多いと感じます。

 

医療系 第12回 「ME1種の勉強(当時)」

ME1種の詳細は第11回のブログを参照してください。

 

             

ME1種の勉強方法は国家試験編の時にもお話しした勉強方法が使えます。

 

全くわからない問題は後回しです。

 

うろ覚えの問題やある程度理解している問題を重点的に反復して過去問を解きます。

「ME機器論」は臨床でも活用できる知識が多くあり、得点率の範囲も大きいため、重点的に勉強します。

 

学生時代に限らず、就職後もME1種の勉強時間をとるようにしました。

勤務後、帰宅してからだと頭も回らず、やる気も起きないことが多いので、出勤前に行いました。

 

新人のうちは研修期間があり、時間外をせずに定時で帰ることができるので、

生活リズムの固定が可能になり、起床時間のブレがありません。

 

出勤時間は朝7:15なので、遅くても5:30には起き、30分から1時間ほど勉強します。

10ページもできませんが、

 

これを毎日やることで知識の定着を狙いました。

 

これはME1種に限らず、他の事にも活用可能です。

 

 

ME1種はやれば取れる試験だと感じています。

最近は問題の傾向が変わり、記述式が増えたそうですが、

知らなければいけない基本の知識は変わっていません。

テキストをよく読み、答え方の練習をすれば問題ないと思います。

 

 

MEの基礎知識と安全管理(改訂第7版)

MEの基礎知識と安全管理(改訂第7版)

  • 発売日: 2020/03/28
  • メディア: 単行本
 

 

医療系 第11回 「ME1種の話」

第1種ME技術実力検定試験は、

「病院などの施設で医療機器、介護・福祉機器およびそれらのシステム(以下、ME機器)の使用や保守・安全管理など、機器関係の総合管理をされている方、会社等でME機器の研究・開発、生産、販売、保守などを担当されている方などを対象としてその技術力や指導力を学会が検定するものです。」

参考:第1種ME技術実力検定試験(講習会)のご案内|第1種ME技術実力検定試験|公益社団法人日本生体医工学会 ME技術教育委員会 (megijutu.jp)

 

ME機器≒医療機器です。


それぞれのME機器は日々、複雑化してきており、管理も一筋縄ではいきません。

臨床工学技士をはじめ、医療職はME機器のスペシャリストではないため、

ME機器の管理が臨床では必要になります。


ME1種検定試験に合格すると、実務経験2年を経過して、ME1種技術者として名乗ることができます。

さらに、臨床働いている臨床工学技士に対して

 


「臨床ME専門士」

 


として従事することができます。


臨床ME専門士は医療機器安全管理者に必要とされる資格だとされており、今後増えていくと考えています。

臨床ME専門士は管理、教育を専門的に行うことを求めています。

 

・合格率

20~30%
で年により変化します。


詳しい選考方法は示されておりませんが、

得点率は53~55%以上で合格圏内だと思っています。


日本臨床工学技士会の専門士に次ぐ難関試験であり、ME2種とはレベルは段違いに高いです。

・科目

ME基礎論とME機器論に分かれます。


ME基礎論

①物理、化学

②医用機械工学

③医用電気電子工学

④医用情報通信工学

⑤信頼性・安全性工学

⑥生体物性

⑦医用材料


ME機器論

①機器運用・関連法規

②病院設備

③共通問題

④選択問題

 

ME基礎論は臨床ではなく、知識や計算などを問う問題のため、難問が多いです。

220点満点中、平均得点率は40~45%なので、半分得点できれば御の字です。

信頼性・安全性工学、医用材料は暗記で点数が採れるので、頑張りたいところです。


ME機器論は主に臨床に関係する内容が多いです。

280点満点中、平均得点率は45~48%前後になります。55%は目指したいところ。

共通、選択問題は透析、呼吸器、人工心肺に関する問題数も多く、得点数を稼ぎました。


ME基礎論 93点

ME機器論 178点

500点満点中、271点(得点率54.2%)

上記で総合合格をもらえました。


惜しくも得点率が足りなかった場合、科目合格という制度があります。

次回の試験で午前か午後のどちらかのみ得点率が合格圏内なら科目合格です。

私なら、もう一度両科目受験して、総合合格を目指しますが、

科目合格も良い方法です。


 

 

 

MEの基礎知識と安全管理(改訂第7版)

MEの基礎知識と安全管理(改訂第7版)

  • 発売日: 2020/03/28
  • メディア: 単行本
 

 

医療系 第10回 「臨床工学技士国家試験 勉強方法」

私がやっていた臨床工学技士国家試験の勉強方法について紹介します。

 

ひたすら過去問を解く

 

①過去問を解きますが、1問1問を大事にします。

→解説を読んですべてを説明できるレベルに分かっていれば「〇」。

答えは分かるけど、解説のすべては分かるわけではない場合「△」

解説を読んでも全くわからない「×」

問題を解いた後に記しをつけておきます。

 

解説を読んで分からなかった言葉や、意味は参考書やテキストに載っているところを見て、付箋を貼っておきます。

ここでは完全に理解しなくても大丈夫です。

 

②過去問をまた解きます。

上記をまた繰り返します。

付箋を付けたところを何回も開いて読み直すのは大いに意味があります。テキストの言葉を覚えてしますのもありです。

 

 

③〇を◎に、△を〇にするようにする。

 

 

ここまでの過程を最低直近過去3年分、余裕があれば過去5年分やれば問題ないと思います。

※解説を流し読みしても、テキストに戻って理解しなければ、本番では役に立ちません。

何回過去問を解いても得点率UPには繋がりにくいので、面倒ですが頑張って下さい。

 

 

 

臨床工学技士 ポケット・レビュー帳

臨床工学技士 ポケット・レビュー帳

  • 発売日: 2015/03/30
  • メディア: 単行本
 

 

 

 

 

 

 

医療系 第9回  「臨床工学技士学生時代②」

・後期

臨床工学技士1年制の後期について紹介します。

 

後期になると就活と平行して国家試験対策が始まります。

 

国家試験対策は主要6科目を重点的に行うことをおススメします。

 

①医療機器安全管理学

医療機器に係る安全管理についての科目です。

漏れ電流や病院電気設備、医療ガス、電磁環境、システム安全などがあります。

 

②生体計測装置学

検査や計測装置に係る科目です。

生体計測基礎やバイタル計測機器、エコー、X線装置、MRI、PETなどです。

 

③医療治療機器学

治療に係る科目です。

電磁気治療器やレーザー治療器、内視鏡、超音波装置、熱治療器などです。

 

④血液浄化治療

血液浄化療法に係る科目です。

HD、HDF、アフェレーシス、透析液、医療材料、透析合併症などです。

 

⑤人工呼吸器療法

人工呼吸器に係る科目です。

人工呼吸器の構造、各モード、酸素濃縮器、酸素治療機器の種類などです。

 

⑥人工心肺

人工心肺に係る科目です。

人工心肺の構造、操作中の注意事項、ECMO、IABP、VADなどです。

 

以上の主要6科目は問題数が多いため、得点に繋がりやすいです。

 

他にも電気電子や医療概論、物理などがありますが、問題数は少ないので、

勉強時間を費やすならば、間違いなく主要6科目をおススメします。

 

 

私は10月の全統模試で130点は採れていたので、10月以降はME1種の過去問を解くようにしていました。

国家試験合格を目指す場合は、

国家試験の直前模試で120点あれば、

よっぽど本番は大丈夫だと思います。