医療系 第2回 「看護学校への受験」
正看護師(以下看護師)になる方法は最低でも3年の就学期間が必要になり、
専門学校と大学の選択肢があります。専門学校でも4年制の学校も存在します。
看護師は医療系のため、理系でなければ受験しづらいというイメージもあるかもしれませんが、
実際には理系、文系どちらでも受験しやすくなっている養成校が多いです。
ちなみに私が受験した大学は、当時の情報ですが、センター試験(現在の共通テスト)利用の場合、
受験科目は国語、数学、理科、外国語、地歴、公民のそれぞれ1科目ずつ選択して受験しました。
しかしながら、その国公立の大学は受からず、公立の専門学校に受験し受かりました。
専門学校の問題は教科書の例題レベルの問題が出題されたため、応用の問題は出ませんでした。
科目は数学Ⅰ・A 、現国、英語の3科目だった気がしますが、ほとんど覚えていません。
余談・・・むしろここからが重要
Q.同じ看護師の国家資格を取るのになんで専門と大学があるのか?
A.専門=主任まで 大学=主任以上
建前上、専門学校が国家資格取得を第一にし、臨床への活躍を目指しており、
大学では将来的に学会や研究などに注力できる人材を意識しています。
本音は言えば、大学病院や付属看護学校を持っている病院では、
大学卒業資格や、附属看護学校を卒業していないとその病院に入りにくい、または入ってから主任以上になれないのはよくあります。
※もちろん例外もありますが、
Q.入学後の授業料免除って実際どうなの?
A.その学校や提携病院によります。
看護師は需要のある職業であり、免許取得後に就職できないことはありません。
そのため、数百万の授業料を免除できるのはコスパはよいです。
しかし、提携の病院で数年勤務することを強いられるため、移動の自由は制限されます。
病院によっては授業料を給料から5万ほど天引きされる病院もあるため、生活資金が制限される場合もあり、知り合いがいれば確認することを強くおススメします。
日本学生支援機構の奨学金は金利が低く、資格取得後に就職がほぼ確定しいることを鑑みると、
こちらの方が移動の自由がある分、コスパが良いかもしれません。
国家資格がとれれば御の字と言われる看護師ですが、
看護師キャリアを考えたときには、大学での看護師資格取得をおススメします。
しかし、看護系の大学は学費が高いため、どこなら行けるかは検討してください。
専門学校から3年次編入という荒業もありますが、狭き門なので主席とかでなければ難しいです。
長くなりましが、皆さんの参考になれば幸いです。
筆者が受験生に時代に使用していた書籍を載せておきます。
katsuyablack