医療系 第1回 「看護師を目指した理由は?」
今の自分があるのは西島秀俊のおかげ??
10年くらい前、地元の普通科高校(偏差値50くらい?)に入学しました。
入学前から英語に興味があり、英語の教師を目指していました。今でも好きです。
しかし、人前で何かをするのが苦手であったことと、
自分の英語のセンスのなさも次第に分かったので、
英語関連の仕事に就くのはあきらめ、別の道を探しました。
そんな時、リビングでたまたま
テレビドラマ
『チームバチスタ2 ジェネラルルージュの凱旋』
を見ていました。
一緒に見ていた母から、
「あんた優しいから、看護師いいじゃない?」
と言われました。
「看護師か。自立した仕事だし、人の役に立つ仕事だからやってみようかな。」
と思い、外国語大学から看護学校への受験へ目標を切り替えました。
医療系の仕事に就いていると、家族が医療系なのかと聞かれますが、
私の家族や親戚に医療系はいません。
私がなぜ看護師になることに納得できたかというと、
それは高校在学中にある書籍に出会ったからです。
それらを紹介します。
・「医療の倫理」 著 星野一正(岩波新書)
当時は大学入試小論文対策で新書などを読み漁っていました。
そんな時に出会った1冊で、社会で話題になっていた移植や尊厳死などの倫理的問題に対して論じていた本であり、日本医療が抱えていた状況やその限界を目の当たりし、医療に対して漠然と興味を持ちました。
・「救命センターからの手紙、再び」 著 浜辺 祐一(集英社文庫)
そんな興味を持った私が、書店で偶然見つけたのがこの本でした。命の砦と言われる救命救急センターがどんな所なのかを知りたかった私にとって、それは包み隠さずにその本に記されていました。軽い衝撃と共に、人の人生に関わる仕事はすごいと思いました。医療者だけでなく、一般の方々にも読んでもらいたい1冊です。
これから隔日にわたって、私の略歴を紹介していきます。
医療職種を目指す学生や社会人の方々の参考になれば幸いです。
katsuyablack